二十四節氣神楽クック

「カレー出してもらえます?」

自身の職権を乱用して下諏訪のカレーを探し出すカレクック計画。

今回のカレクック活動は、「二十四節氣神楽

下諏訪町でインバウンドを意識した非常に貴重な飲食店。


ここは単純な和食のお店ではないんです。私料理の世界は素人ですが、「ちょっと違う」と思わせる何かがあります。これも一つの下諏訪らしさではないかと思っているんですが、こういう雰囲気のお店で、カレーを普通通常メニューにしないですよ。神楽さんの今後の進化が楽しみです。

「南蛮御膳」としています。今回は得意のわがままにも夜の予約で出していただきました。

味のベースはポークカレーかな?好き嫌いありますが、私の最も好む味でした。どことなく優しさがあって、おふくろの味的な落ち着く味。


また味を変えるオプションが斬新で、神楽オリジナルの山椒オイルをご飯につけてとか、神楽オリジナルの七福味噌を混ぜてとか、ここは前来たときもそうでしたが、楽しませてくれる要素も持っており、下諏訪町内、料理のセンスある人は本当に多いですが、ここは完全に異次元と言うか、アナザーエディションですよ。

下諏訪町内での接待相談は私まで!ってそろそろ言える。

  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月28日08:00

生産性向上を阻む3つの壁



今盛んに「生産性向上」とか「業務効率化」という一人ひとりのGDP底上げが言われています。

日本は他の国に比べて低いから、とりわけ長野はそれが低いとされています。

そこを改善できるのではないかという、伸びしろの可能性があるわけです。

ただ、地方に住んでいると、そこには3つの壁の存在を感じるんです。

1つ目は、もちろん個人によるもの。日本は他の先進国に比べ、労働者だったとしても経営者になれる非常に貴重な国。
妻の住むスペインはその辺のボーダーラインがあって、妻の父は能力があっても最後まで労働者でした。
だから、能力を高めればそれなりの地位を自ら得ることができる。だから、会議所も盛んに勧めます。
この先もどんな人生になるか分からないですしね。

2つ目は、職人気質である点。その道のスペシャリストになることには非常に優れているんですが、周りはついてこれない。この日本の多様性はまさにこれが言える気がします。下諏訪出身で東京でソフトウェア開発をしている人も言ってました。日本はシステムのカスタマイズがすごいと。そのシステムに環境を合わせていく外国の一方で、日本はその環境にシステムを合わせていこうとする需要があります。ガラパゴス化する理由ですね。多消費文化による経済が活発なのもこれが言えるんではないかと思います。日本の良いところでもあるので、複雑です。

3つ目。慣例とか慣習、目上の存在。これは地方において、この人口減少社会において一番の課題になるのではないかと思います。
形式を維持するために、無駄なことをあえてしなくてはいけない。「これやらなくても良いんじゃない?」とか「自分ここにいなくても良いんじゃない?」はご法度。それをやること、そこにいることが、どんなに無駄なことでも大事なんですから!なぜなら、今までそうやってきたから。続けること、続くことが財産となってきた日本では、譲れない部分です。

また、最近の業務効率化を政府でしきりに言っている割には、軽減税率制度みたいなそれを阻むような法律作っちゃう。下の人間は、押しつけをくらいます。みんなサラリーマンならいいんですよ。地元の個人事業主からはブーイングしか聞こえてきません笑。私は、個人的に将来もっと差を作る前哨戦と捉え、この仕組みに慣れるためのステップとする前向きな想いもジレンマとしてあります。

我々個人レベルで変えられるとしたら、1でしょうか。
下諏訪商工会議所では、できるかぎりその「生産性向上」「業務効率化」に挑戦していきます。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月27日08:13

UMI COFFEE & LAUNDRYクック

「カレー出してもらえます?」

自身の職権を乱用して下諏訪のカレーを探し出すカレクック計画。

今回のカレクック活動は、「UMI COFFEE & LAUNDRY


ここのイチオシは、カレーじゃないんです。エルビスサンドなんです!

ベーコンに、ピーナッツバターとバナナ。

「うっ」って、ちょっと一歩下がりそうな組み合わせですが、絶品でした。やみつきになりそうです。
ピーナッツバターってところがアメリカですよね。

さて、UMIさんのキーマカレー。

カレーと呼ばれるものもここまできたか、と思わせる新しさ。


名前のイメージほど辛くなく、色んな香辛料が入っている奥行き感。

いわゆるドライカレーに近い感じで、汁気はなし。さっぱりとした味わいが、夏にピッタリな気がしました。

今回もうちのラーメンマンとともに、ごちそうさまでした。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月24日15:16

シェア先を考えること



私の頭の中では、何かネタがあると、いつもこれを考えます。

どこでシェアしようかな

面白い話題は、やっぱりそのテンションとそれが分かる人が大事なので、直接口で、分かる人という判断とか、

少し時間をおいたら忘れそうなのだけど、忘れちゃまずいことはLINEを使って伝えておくという判断とか。

または、この話をこの人にシェアすると、化学反応が起きるんじゃないかとか、膨らむんじゃないかとか。

自分のことを知ってくれるんじゃないかとか、相手のことをもっと知る機会なんじゃないかとか、信頼関係築けるんじゃないかとか。

ここをミスると、自己満足につながらないことがあるし、そのネタSNSでも見たし、もう知るの2回目だよみたいなことが起こる。
伝える自分もハッピーで、伝わった相手もハッピーが理想。

この幅の広い選択肢は過去になかっただろうなって思います。

そう考えてみると、このブログは、私を知っている人ではなく私を知らない人への誰かに伝わればいいなと言う密かなメッセージ・叫び・または日記。

だから、今まで私を知っている人にこのブログ記事をフェイスブックとかでシェアしていたけども、なるべくしないことも大事かなって。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月21日11:32

下諏訪町におけるキャッシュレス導入検討事例



1.飲食A店
対応するレジがないため、キャッシュレス0円キャンペーンでiPadと決済端末の導入予定。軽減税率補助金でレシート付きドロアーを実質1/4の金額で購入する。JPQRも検討中。

2.花屋B店・酒屋C店
配達があるので、スマホと連携可能な携帯できるクレジット等決済端末導入を前向きに検討している。店舗に設置するJPQRも合わせて導入予定。

3.美容室D店
すでに楽天ペイを導入しており、この度JPQRとPayPayの導入を予定している。

  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月20日09:40

隠れ家厨房達クック

「カレー出してもらえます?」

自身の職権を乱用して下諏訪のカレーを探し出すカレクック計画。

今回のカレクック活動は、「隠れ家厨房達

ここのおすすめはカレーじゃないんです。水餃子なんです!



あらかじめ達さんに連絡して、カレー仕込んでいただきました。「金曜日行きますけども・・・」
激混みな日でした。。うちのラーメンマンと二人分。すみません。

やはり、下諏訪には器用な職人さんがいるものです。すごく濃厚なこの色合いと艶。
このビーフカレーの湯船に浸かれたらさぞかし気持ちいいんではないかと思わせるようななめらかさ。


非常に甘みとコクのある味わいに、時々牛肉と出逢うアクセント。

酔ったような口ぶりでニヤニヤしながら書いてますが、私料理については完全な素人です。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月18日18:41

大手企業病



私もこの病いでした。

29歳に東証一部上場企業であったところを辞めて、その後留学してまたイギリスで日系企業に就職して、そこから約3年後に日本に帰ってきて自営業を本格的にやり始めるわけですが、そこから更に2年間その病いだったと思うと、5年間病んでいたことになります。

大手企業のやり方の囚われに。

ランチェスター経営の小さな会社の稼ぐ技術でもありますが、

①差別化弱者は、強い会社と違うことをする
以前の大手企業と同じようなことをやってましたね。ブランディング。大手のやっていそうなこと、あっちやったりこっちやったりで。金銭面での体力が奪われました。

②小さな1位弱者は、小規模1位、部分1位。何かで1位
これだけは罹ってなかった!ともかくその製造分野の検索順位1位を目指していたことは正解でした。新規顧客獲得に繋がりました。

③一点集中弱者は、あれこれしない。1つに絞る
色んな製品開発しちゃいましたね。。客単価を広げるために。結果、利益を削ってました。もう少しじっくりやるべきでした。

④接近戦弱者は、エンドユーザーに直接営業する
これは少しやりました。インターネットでの注文だったのでお客さんには一人ひとり接することができた。功を奏しました。リピーター獲得に繋がりました。

①と④は本来逆の結果を生むようですが、ある意味、
50%この病気に罹っていた。50%程度でも、うまくいかないわけですね。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月17日15:18

タロウ珈琲弐号店クック

「カレー出してもらえます?」

自身の職権を乱用して下諏訪のカレーを探し出すカレクック計画。

今回初となるカレクック活動は、「タロウ珈琲弐号店




昭和のレトロ感漂う雰囲気のお店で、営業時間を少し過ぎてしまったけど、得意の職権乱用で作ってもらいましたw
店主酔っぱらいの対応すみませんでした。やっぱり第1号はここにしたかったのです。弐号店だけど


写真で改めて見るとすんごく美味しそうなカレー。お腹空いた(今お昼前)

ランチはヨーグルトが付いて790円+税、夜は単品で800円+税。
スプーンにもこだわっていて、もう「すっ」て入ってくる心地よさ。春ウコンを入れた隠し味ならぬ隠し栄養。この店の新たな定番になりそう。

  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月14日11:59

QRコード決済の4つのポイント




こんな世の中の到来・・・

乱立するバーコード決済『○○Pay』を統一する「JPQR」が8月1日よりスタートします。JPQRは政府の主導で策定された統一規格で、PayPayやLINE Payなど、9社が対応します。岩手、長野、和歌山、福岡の4県にて全国に先駆けて8月1日からJPQRの実証事業が行われ、当商工会議所も町内事業者に向けて導入支援を進めてめています。実証期間中は決済手数料を優遇するなどして、地域のスーパーや商店街など、県内の店舗全体の2〜3割でQRコード決済ができる環境を整備。キャッシュレス化による店舗での業務効率化や消費者の利便性向上についての効果を検証します。

今後、導入を検討している人には下記のポイントが4つがあります。

1.QRコード決済仕組みの理解
まずは、自身で使用してみることが大事。LINEペイ、PayPayが現状おすすめです。7/1には近隣のコンビニすべてで使用できるようになります。

2.QRコード決済(店舗掲示型※)導入に向かない店舗
比較的客足の多いお店、小売・飲食店舗はQRコード決済だけではない幅広く対応できる決済端末の導入を勧めたい。比較的接客にゆとりのある店舗(美容室・スナック系)、小銭管理が大変な店舗(カフェ、振込等での決済が多い事業所)が向いています。

3.メールアドレスが必要・パソコンまたはスマホでの操作
QRコード決済された結果がメールで届くため、インターネット環境は必須だが、スマホでの代用が可能。いずれかを使いこなせる状態が望ましいです。

4.今後の方向性
潜在的に財布を持たずスマホだけで済ませたいニーズは高いと感じており、お客様サービスの観点から導入すべきと考えています。なお、消費税増税も予定していることから、決済手数料を勘案した余裕のある値決めも検討すべきです。

・・・ただし、競合が少ない田舎はそれが非常に緩やかで前途多難であることは間違いなく、事業者が消費者に合わせるか、消費者が事業者に合わせるか、今後の攻防は見逃せません。

※QR決済には、店舗に置かれたQRコードをユーザーのスマホ読み取って決済する「店舗提示型」と、ユーザーが表示したスマホを店舗のレジや端末で読み取って決済する「利用者提示型」の2種類の方式が存在します。今回皆様へのご提案は、前者の「店舗提示型」になります。

以上、引き続き事業所行脚をして皆さんのお声を聞きに伺っていきたいと思います。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月14日08:20

地方ではどうなるQRコード決済時差


2019年 モバイルキャッシュレス決済の市場動向調査の記事によると、

買い物の際、最も利用されているQRコード決済は、
1位 楽天ペイ
2位 PayPay(ペイペイ)
3位 LINE Pay(ラインペイ)

という結果が出たようだ。

ちなみに、この地方、下諏訪での普及状況を見てみると、そのQRコード決済の使用状況すら統計にならないぐらい普及率はあまり芳しい状況ではない気がする。そもそもこのQRコード決済という存在すら知らない人もいれば、なんとなくいかがわしいものという人もおり、各社実施していた還元事業も完全にスルーされているのである。。

私が先日LINE Payで1000円もらえちゃうので、色んな人に送ったはいいが、反応を見ると半分以上の人は使わずに終わるのではないかなあ。その前も、アプリと銀行の連携で1000円はもらえたものの、私は完全にPayPayの還元に乗り遅れちゃった。それだけ、周りの雰囲気は話にも上がらず、関心がなさそうに思われる。

今のようにキャッシュレスをやっていこう!という政府の後押しがなければ、私もきっとここまで身を乗り出して興味を持たなかったのではないか。

そういえば、前もIQOSが都会で品切れになり、地方の田舎に行けば買えるとかの時差を生み出したぐらいだから、今後どうなるかなあ。

下諏訪商工会議所では、昨日JPQRの説明会を実施。
ブログも少し力を抜いて、来週から普及行脚頑張りたいと思います。


  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年06月07日08:00