1%の努力


「ラクを極めた管理人がマジメに語る」「頭のいい生き方」という帯を見て、いわゆるジャケ買い(笑)です。この本自体も賛否両論ありますが、「ラクに稼ぐ、ラクに働く、ラクに生きる。」そのヒントがあればいいな、私も苦労した就職氷河期を生き抜いた同世代の「ひろゆき」という人を一度本で少し知ってみようかなと思い、手に取りました。
2000年代に「2ちゃんねる」「ニコニコ動画」を成功させ、今は英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人をしつつ、パリで余生のような暮らしを送るネット界の超有名人・ひろゆき。その「謎の生い立ち」に焦点を合わせ、人生において「どこ」が頑張りどころだったのか、ターニングポイントでどんな判断をしてきたのか。その「考え方の考え方」の部分を掘り下げています。
「幸せの総量」
なんのために生きているか、なんのために働いているか、究極を言えば、人生の満足度を最大化することに尽きます。この季節になると、創業支援が毎年スタートします。私自身も原点に帰り、自分探しをしてみたいと思います。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2021年11月18日10:06

ビジネスで本当に使える 超 統計学


先日、IT支援力向上講習会を受けたのですが、そこで登壇された講師の著書です。正直ここまでやるか!?と思いますが、納得する部分も非常に多い内容です。

「あなたは傾きかけたラーメン屋を、統計学で救えますか? 本書は、統計学が苦手なビジネスマン向けに、平均値や標準偏差、区間推定、回帰分析、主成分分析、カイ二乗検定など統計学の基礎を、傾きかけたラーメン屋の経営を建て直すストーリーのなかでわかりやすく解説しています。Kindle有料ランキングで1位を獲った『売り上げを上げるに最強のツールはやっぱり統計学だった!』を大幅改訂し、より面白くわかりやすく書籍化しました。 」

私も統計学と言われても、すでに完成された国の統計情報による解釈を見たり、アンケート集計をざっくりと判断するレベルでしかありません。なかなか活かし方がよくわからないのですが、ビジネスで使えるのなら!とこれを皮切りに勉強しています。
使えそうな部分をピックアップしたり、これをすれば良くなるんじゃないか?などの仮説にお使いいただき、分析の際はぜひご相談ください。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2021年08月25日13:18

正解が見えない課題を圧倒的に解決する超仮説思考




ここ数十年の地震から始まって、水害、そして今のコロナ禍。また近年劇的な変化を遂げるIT技術、悪化していく環境。
何が起きるかわからない、今まで以上に予測できない世の中になったと思いませんか。私は今の世の中についていくために、必死でしがみついています(笑)

そしてまた、今立ちはだかる課題も、次から次へと自力で解決できる思考能力を身に着けたいと考えるようになりました。

本書は「新しい付加価値を生む商品を開発する」「同業他社が考えつかない新規事業に打って出る」「部署間で利害が対立する問題に対して、みなが納得する答えを出す」など、私たちの目の前にそびえ立つ一筋縄ではいかない課題を解決するために役立ちます。

アップルやグーグルなどのグローバル企業、孫正義、柳井正氏ら名経営者の事例を読み解きながら、自由自在に最適解をたぐり寄せる頭の使い方をお伝えしています。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2021年06月21日14:32

夢をかなえるゾウ



最近私の契約している電子書籍で無料で読むことができたので、今更ですが読んでみようと思いました。

著者である水野敬也さんには、まだ今ほどの知名度がない頃に、彼が主催するセミナー参加をきっかけに時々会うようになり、慶応大学の文化祭ではダンスお好み焼き販売のお手伝いをしたことがありました(彼は慶応OB)。同世代の私としては、足元にも及ばない存在でありながら、負けるもんかと彼の背中を見ながらいろんなことにチャレンジしていたときのことを思い出します。

この方の面白い文章を書くセンスは、当時からブログ等で楽しませていただいていました。15年前の当時、今で言えばブロガーやYoutuberという存在が確立されておらず、芸能人というわけでもない彼のポジションというのは、今でこそ作家という立ち位置ですが、非常に前衛的であったのだと思います。

この本は、お笑いと経営的な観点を組み合わせた自己啓発本です。
ダメダメな僕のもとに突然現れたゾウの神様“ガネーシャ”。 なぜか関西弁で話し、甘いものが大好きな大食漢。そのくせ、ニュートン、孔子、ナポレオン、最近ではビル・ゲイツくん(、、)まで、歴史上の偉人は自分が育ててきたという……。しかも、その教えは「靴をみがく」とか「募金する」とか地味なものばかり。こんなので僕の夢は本当にかなうの!?  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2020年12月18日15:26

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方



下諏訪商工会議所を主管とする諏訪地域創業スクール2020がスタートします。

そこで、まず創業するための原点として、自己理解は何よりも大事なことと思い、私自身も何かないかと調べていてこの本を読んでみました。
自分にとって、真の「やりたいこと」は何なのか。自分が人より「できること」は何なのか、漠然とこの二つの要素を結びつける何かを求めていた気がします。非常にわかりやすく読みやすい本でした。

下記紹介文です。

「何かやりたいけれど、何をやればいいか分からない」
そんなエネルギーを持て余してしまっているあなたの人生が変わります。
「やりたいこと探し専門プログラム」を開発した著者が教える初めての本。
やりたいことは運命的に出会うものではなく、体系立てて論理的に見つけるもの。やりたいことの見つけ方が3STEPで体系立てて理解できる、自己理解の教科書です。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2020年10月15日15:56

PIXER



久しぶりに近代経営の冒険気分を味わわせていただいた名著に出会いました。
トイ・ストーリーで一躍有名になったピクサー・アニメーション・スタジオ、そしてピクサーという名のブランド。スティーブ・ジョブズをはじめ我々には全く異なる、雲の上のような存在に感じるのですが、この本を見て下さい。
この奮闘記はまさに身近な存在を感じさせ、彼らにより親近感を抱き、同じような悩みや苦しみを抱えながらも前に進んでいく姿を感じました。
私が最も好きな、ローレンス・レビーさんの気付き部分を引用します。
「ピクサーが成功するには、クリエイティブな精神を殺すことなく、戦略や指示命令系統、官僚的な手続き類を導入しなければならない。精神や創造性、人間性の発露を促しつつ、日々のニーズや責任にきちんと対処する──これこそ中道が訴えるところだ。中道とは秩序と自由の舞いであり、官僚主義と精神の舞い、効率と芸術の舞いである。ピクサーの映画は、いずれも、このような緊張関係を産みの苦しみとして生まれたからすばらしいのだ。」
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2020年08月27日17:22

感染症対人類の歴史



「PIXAR 〈ピクサー〉 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話」を読み進めていたのですが、こういう状況でもあるし、今後を予測するヒントになればと思い、読んでみました。
私が一番気になっていたのは、スペイン風邪の歴史。それを紐解いていけば、今のコロナ後を読み解くヒントになるんじゃないかなあと思いまして。
非常にわかりやすく書かれていてすーっと読めてしまいました。歴史の移り変わりにここまで感染症が関わっていたのか!と新たな発見でした。
下記紹介文です。

新型コロナウイルス感染拡大を歴史に学ぼう。人類は感染症とどう向き合い、克服してきたか――?天然痘、ペスト、スペイン風邪……そしてコロナウイルス。
シルクロードの時代から人と物の行き来がさかんになり、暮らしが豊かになるにしたがって、感染症も世界中に広がっていった。感染症の流行が、人類に問うてきたことから、冷静に感染症と向き合う術を学ぶことができる。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2020年06月29日17:02

煩悩フリーの働き方。



迷いました。スマホゲームやインターネット動画などに偏ってしまいがちなこういう大変な時期にどんな本を紹介しようかなと・・・。
また、ニュースにおいては気持ちにゆとりのないコメントが垣間見られ、一日中人と接することに気を使わなくてはいけない状況は、精神の安定も著しく損なわれ、免疫力低下を招きがちです。

そこで、今回は「煩悩フリーの働き方。」を勧めます。これは働き方だけではありません。生き方そのものに活用できます。私もこの本に気持ちが救われたことがあります。以下紹介文です。

「私たちが抱えるストレスの多くは仕事に原因があります。職場の人間関係や課せられるノルマ、そして仕事自体のつまらなさ…。誰しも、どんなに能力のある人でも、失敗することもあれば逆境に立たされることもあるもの。
悩めるあなたに若き僧侶が仕事と上手につき合うための精神的手習いを語ります。著者自身がダメ人間だった頃の過去も参考にしつつ伝える、仏道式の感情コントロール技術。「明日、会社に行くのがイヤだ」と言う前に。」
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2020年05月08日07:59

基本フレームワーク50



守破離

なかなかアウトプットがうまくいかない私に、とある研修で講師の方にアドバイスいただいた言葉です。

型があるから型破り、型が無ければ形無し」 と言われるように、まずは決まった型を徹底的に身につけること、そこから応用することでアウトプットしやすくなることを教わりました。

そこで、ビジネス、経営の世界ではフレームワークと言う型がいくつも存在します。その基本をまとめた本が、「図解 基本フレームワーク50」です。

経営学者やコンサルタントなどが問題解決、クリティカルシンキング、戦略立案、マーケティング…などのビジネスシーンで活用している50のフレームワークを100の図表で解説されています。また説得力ある主張をするのに役立つ思考の武器としてフレームワークの基本と活用法を解説しています。
わかりやすい資料の作成、頭の中の思考のまとめ、会議でのディスカッション 、ファシリテーションなど様々な面で活用できるようにご一読ください。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2020年02月28日20:24

5Gビジネス



会員さんに勧められて「中田敦彦のYouTube大学」を見ました。その中で、今旬なネタとして「5Gで世界は変わる!インターネットが普及した時以上の変革が起きる」という動画を見て、この本が紹介されていたので更に詳しく知ってみようと読んでみました。

5G(ファイブジー)とは、5th Generationの略で、「第5世代移動通信システム」と呼ばれる、携帯電話やスマホなどの通信に用いられる次世代通信規格です。特徴として挙げれば、【高速・大容量】大容量のデータを必要とする3D映像やストリーミング動画サービスがより高速にストレスのない速度で、【低遅延(リアルタイム)】タイムラグの発生を抑えられ、VR技術の応用や車対車の通信による事故回避、ロボットの遠隔操作も可能に、【多数接続】家電やセンサー類もインターネットへとつながります。

ようは、今のインターネットが更に早く、多くなるということです。

実生活において、また自事業においていまいちピンとこない方もいるかと思いますが、この本は身近にどんな変化が起きるか、その未来図もわかりやすく説明しています。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2020年01月28日09:33