二種類の創業



創業動機には大きく分けておそらく3種類ぐらいあって。

一つは、自分の夢への前進、もう一つは野望、そして絶対選択肢

最近相談を受けるのは、自分の夢への前進と創業せざるを得ない環境であるという2つの要素が多く見られます。

「野望」・・・売るものがないけれど、会社を興したい!
こういう方は最近あまり多くないのか、それともそもそもそういう人は相談に来ないのか。

ともかく、自分の夢への前進と創業せざるを得ない環境である人というのは、それぞれに壁が存在します。

自分の夢への前進の傾向が強い人は、経験値としてそのやりたいことに対して弱い人が多く、なかなか格好いい計画を建てられても、現実味に乏しいことが往々にして多いです。また、創業前のワクワク感という創業熱に良い意味でも悪い意味でも少し侵されてしまうため、我々も慎重に対応しないと、返って遠ざけられてしまうことも起きちゃいます。過去に何度かがありました汗。やってみなくてはもちろんわかりませんが、我々もこれは行けるんじゃないか?と思い同じ方向を向いて話せる状態と、これはちょっと・・・と思いながら支援する状態とではクライアントにとってもやはり損得に差が出てきます。やっぱり我々もこれは行けると思えれば、絶対に失敗させたくないと思います。だから、十分な客観的な要素をもって臨んで欲しいと思っています。常に冷静な自分がある状態をぜひ作って欲しいです。

もう一つの創業せざるを得ない環境が大きく影響を与えて動く人は、十分なキャリアをお持ちでサラリーマン経験も長く、堅実です。我々もそういう状況であれば、じゃあどうやって稼ぐかに方向として向きやすいです。ただ、やはり総合力を試される創業は、様々な能力を駆使するんですが、型にはまりすぎて無駄が多く非効率であったり、営業力や表現力が弱かったり、数字に弱かったりなど自己アピールの苦手な方が多かったりします。我々も支援しますが、そこの抜けた部分をしっかり補う勉強、創業モードを培うことが大事かな、と思ったりします。

私もそういった方々にどういう支援が適切か、日々勉強中です。



  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年10月29日10:47

売れる絶対方程式(海外×インターネット)



この画像は、妻がやっている海外への販売状況におけるグラフ。

見ての通り、年々増加しており減少の兆しはありません。10月時点で売上が9000ドル(約100万円)まで来ました。

色々差し引いた利益としては月3万円程度で、なかなか理想的な数字です。小遣い稼ぎとしては十分機能しています。

これがまさに口コミ効果(レビュー)による典型的な売上の動きだと思っています。

この先も上昇していくことが予想されます。原因がレビューだと推測しているからです。

特徴的なのが、インターネットの世界においてこの商品、3年程度はほとんど売上がないことです。

これによって、おそらくインターネットでの稼ぎを期待する人は大抵挫折していきます。

そして、やはりこれは海外販売であること。

日本でごく僅かな支持を受けている商品だったとしても、海外という舞台になると、支持してくれる人は何倍にも増えるかもしれません。

私は、この2つを組み合わせて使いこなせる会社なら、今の時代簡単に稼げるものと確信しています。

もっと商品を追加したり、積極的にアピールすれば、もっと売り上げることができるでしょう。

むしろこの2つの手段を使いこなせないと先行きは不透明だとも思っています。  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年10月21日10:42

災害における税のこと

台風の進路によって、自分たちの地域がどうなるのか想像がつかない・・・

他の地域で被害に遭った方々がいらっしゃる中で、自分のところに何もなくてよかったと思う、ただただ複雑な気持ちを毎度抱えます。

長野県内でも被害に合われた方がおりますので、もし仮にこれを見る人がいれば伝えてほしい・・・

さて、災害等にあったとき、申告や納付などの期限を延長したり、納税を一定期間猶予する制度があります。

1.申告・納付などの期限の延長 
2.納税の猶予
3.予定納税の減額・源泉徴収の徴収猶予など
4.所得税の全部又は一部の軽減(確定申告)
5.住宅借入金等特別控除の適用期間の特例等 などなど
災害等にあったとき|国税庁より引用

まだまだ税務署も確定申告の忙しい時期を迎えていないので、お近くまで問い合わせしてみてください。
  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年10月17日09:04

現状で見る下諏訪町内のQRコード決済



上記の画像は私のスマホですが、一度エントロピー的に一気に増えたQRコード決済アプリも少しずつ減ってきて、4つ程度までになってきました。

使用状況としては8割がPayPay。約1万円。

残りの2割が、LINEペイ、楽天ペイ、メルペイ。この3つはほとんど日常的なものに使っていない状況です。

ちなみに3ヶ月PayPayを使ってみて、自分はどこで使っているのかもわかってきました。8割セブンイレブンでした。

というわけで、下諏訪町内におけるQRコード決済の現状は、使う人の環境によって若干の違いを見せるものの、供給側に左右される状態である気がします。

まず、消費者にとって日常的に最も使われるであろう場所がコンビニやスーパー。消費者還元にとっても大きな役割を果たします。

下諏訪には一軒、西友がありますが、PayPayが使えるようになりました。これは下諏訪町内のQRコード決済にとっては大躍進です。

なぜなら、ビッグ1はコジカカード(電子マネー)。イオンは只今建替中で営業していません。

近くの岡谷にあるいちやまマートはクレジットカード。

一方でコンビニは、セブンイレブン5店舗、ファミマ1店舗、ローソン2店舗。共通して使えるQRコード決済は、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、メルペイ、d払い。

というわけで、まず下諏訪町内において1番手にPayPay、2番手にLINEペイ、楽天ペイ、メルペイ、d払い、3番手は現在ファミマで使えないauペイという状況は今後もしばらく続くのではないかと思われます。  

Posted by 下諏訪商工会議所・ITコーディネータの森川. at 2019年10月03日17:55