
キャッシュレスを推進していて、やはり思うのが、我々がどんなに一方向から勧めても無理なときがあります。
人は、一人の意見だけではなかなか動かない場合があります。なにか裏があるのではないかと、損するんじゃないかと構えます。
私かつて20代の頃は、自身をリードしてくれる師匠的な存在を求めていた時がありました。
身近な人でも二人の意見が聞ければ、それが師匠になると言うようなニュアンスのことを聞いたことがあって、私は作家であり、主にローマの歴史を書く塩野七生先生と、中国の歴史を書く宮城谷昌光先生のお二人の作品を読みながら、師匠としていました。
私のもっともがむしゃらに働いた時代はこのお二人の著書が支えてくれました。
話を戻りますと、商売においても、一人が一方的に販促してもお客さんは動いてくれないことがあります。仮に一人であった場合、回数を重ねることで、やっと実現につなげます。ターゲットを絞り込んでいる状況には有効ですが、マスマーケティング的には非効率です。
インターネットの世界でも、必ず宣伝だけでは判断せず、レビューを見て判断します。
なので、このキャッシュレスについても、長期戦だと思っています。そのうち、お客さんや同業者から「あれ、まだキャッシュレス対応してないの?」と言われ、ようやく動くことがあると思いますので、「そういえば前、会議所の人が言ってたな」と思い出してもらうような存在を目指します。